おはこんばんにちわ。
キャンピングツリーの中の人、カサイサンです。
今回は、中小企業の皆さまに向けてLINEクリエイターズスタンプが完成するまでの一連の流れを僕の体験談ベースでお伝えしたいと思います。
とある悪ノリから始まって当社のマスコットキャラクターを「LINEスタンプにしたら面白いんじゃないか?」ということを話していたら、あっというまにできてしまったので、その手順や申し込み方法をまとめてみました。
※この記事は僕がやった方法なのでPCメインのやり方です。スマホのやり方は分かりませんのでご了承くださいませ。
※法人版でのやり方です。個人版のやり方についても(以下略)
「どうせウチらにはできない」と、ぼくと同じことを考えていた中小企業の方へ
ここから先は、具体的な作り方の説明になるので、その前にもっともお伝えしたいおっさんからおっさんたちに向けたメッセージを先に語らせてください。
「作り方はよ」という方はスキップ推奨です。
僕らは小さい会社なので、自分たちでクリエイターズスタンプを作ったりするなんて関係無い話だと思っていましたし、作る気も本当にありませんでした。
ただノリで、本当に飯食ってる間のなんてことない会話程度の思いつきでしたが、Youtube動画のネタにもなるし、タバコゆっくり吸えるスポットもあるし、使うかわからないけどとりあえずスマホで撮影しておこうと、撮影した程度です。
会社に戻ってから、絵が描ける人に「LINEスタンプつくらない?」って話したら、すぐにノリで描いてくれて。
とりあえず申し込みってどうやるんだ?とググりながら、これからお話するような手順でやってみたら、リリースできちゃった。という感じでした。
つまり、やってみたらなんだか楽しいよってこと
正直な話、かけた時間や手間に対しての金銭的なリターンは特にありませんし求めてませんが、僕はやってみて良かったと思います。
自社でLINEスタンプ持ってるなんて、普通に考えたら中々ありませんよね?
それだけで話題にもPRにもなるし、社内もなんかいい雰囲気になるし。
別に売上どうこうよりも、そこに向かってみんなで色々やるっていう雰囲気が僕は好きなので、いちビジネスパーソンとして良い体験になりました。
この記事を書こうと思ったきっかけは、こういうノリや悪ふざけから生まれたアイディアでも、やってみれば意外と得られるものがあるので、現状から一歩何か踏み出そうと思ってる中小企業の皆さまの勇気になればいいなぁという想いだけです。
ということで、
おっさんでもできるLINEクリエイターズスタンプの申し込みの具体的な流れとやり方をお伝えしてきます。
(LINEスタンプ作るよりもこっから先の文章を書くことのほうが大変でした)
LINEクリエイターズスタンプをつくる
まずは一番テンション上がるこの瞬間ですね。実際の作画です。
ここは正直おっさんには大きな壁でしたが「こんな感じのスタンプイメージ」というものを空想することはできました。
あとはそれを誰かに書いてもらえば良いのです。
身近にキャラ描ける人なんてそうそういませんが、社内の手先な器用な人とか、趣味で絵書いてる人とか、最悪、外注でもいいですよね。要はクオリティを求めるかどうかと、「これでいいよ」とジャッジできるかどうかです。でも初めてなんでジャッジなんかできない。そしたらもうあとは勇気だけです。やる勇気。
ちなみに最近はランサーズやクラウドワークスなんて便利なサイトもあるので、外注とはいえわりと低価格で書いてくれる人もいます。
幸い当社にはキャラクターがおりましたし、手芸から絵描きまで器用に何でもこなすスーパースタッフがいましたので、その方にお願いしたら次の日テレワークで仕上げてくれました。(なんなら頼む前から書いてた記憶…)
実際にスタンプを書いた人のやったこと
- 適当なお絵かきアプリでベース絵を作る。
- 「LINEスタンプメーカー」というアプリを入れる。
- LINEスタンプメーカー上で装飾・配置をしてプレビューする。
この人は、全部スマホでやっていたというから驚きです。当社ではここでは特に初期投資は発生していません。
(細かい絵を書くのにスマホ用のペンを使ってくらいです)
準備しなければいけない画像の数
必要なものは、LINEの公式サイトに書いてありますが、要は最低8個必要で、8の倍数分作れればOKです。上限は40個。
あとは、LINEクリエイターズスタンプのWEBサイトにいって、30分くらい格闘すればOKです。
LINEクリエイターズスタンプの申し込み方法
ここから、おじさんにはレベルの高いPC操作になります。頑張りましょう。かいつまんで説明しますが、よく分からなかったら誰かにお願いしましょう。
LINEビジネスIDをつくる
まずは法人として使いたいので、PCでLINEビジネスIDというアカウントを作ります。
ここで僕は初めて知ったのですが、いつもスマホで使ってるLINEは電話番号SIMが必要ですが、パソコン上のLINEアカウントには電話番号がいりません。会社のパソコンとメアドだけで作れるのでハードル低いです。
LINEはたくさんログイン画面があるので分かりにくいのですが、まず「LINE for BUSINESS」というページから「アカウントの開設」をします。
https://admanager.line.biz/
やり方は公式ヘルプ通りですが、3ステップです。
あとはメールが届きますので、そこから色々登録をします。
(メールがどっかいってしまったのでスクショはありません。テヘッ)
LINEクリエイターズマーケットにログインする
さて、アカウントが無事に作れましたら、今度は違う画面にログインします。
これがめっちゃややこしいですが、先ほどアカウントを登録した「LINE for BUSINESS」と「LINEクリエイターズマーケット」は別画面なのです。
最終的には『LINEスタンプ作ったんだからLINEで集客したいでしょ?』という流れになるのはもはや必然なのですが、ここでは一旦省略し、LINEスタンプの作り方へ進みます。
https://creator.line.me/ja/
上図のような画面が開いたら、右上にある「マイページ」を押すと、以下のような画面になるので、先ほど作ったメアドとパスワードでログインしましょう。
ここからやっと登録申請です。面倒ですよね。でもここまでよくできました。すごいです。自分で自分を褒めましょう。
続きは明日やっても構いませんが、そうすると高確率でやらなくなります。パスワードも忘れます。鉄は熱いうちに叩けと言いますし、やりきっちゃいましょう。
最初に法人情報を入力する
まず最初に法人情報を入力してしまいましょう。
- 左側のアカウント設定を開く
- 右画面の上部にあるタブから3項目入力する
- それぞれ入力したら保存する。
LINEスタンプを申請する
いよいよスタンプの登録です。左上にある緑色の「新規登録」を押すと以下のような画面になります。
今回申請したいのは「スタンプ」なので、スタンプを押すと画面が切り替わります。
ここの項目を頑張って入力して、WEB上で申請をするような流れになります。電話やFAX、メールなどは使いません。この画面内で完結させます。
項目は大きく分けて3項目ありますので順を追ってご説明していきます。
1)LINEスタンプのタイトルと説明文を入力
まずは詳細な項目を入力していきます。
- スタンプの種類を選ぶ
- 日本語の説明枠を追加する
- 日本語でタイトルと説明文を書く
- 日本語で書いた文章を翻訳機につっこんでコピペする
完成イメージ
2)LINEスタンプの販売情報を入力
次に、LINEスタンプのカテゴリなど細かいところを指定します。
- コピーライトを英表記で書く。大体の企業は会社名ですね。
- カテゴリを選択する。
- 以降はデフォのままでOK。特集企画は基本的に参加しないで良いと思います。上級者向けです。
- オリジナルデザインならコラボ関係ないので上の項目でOK。
3)LINEスタンプのライセンス証明を入力
最後に、ご自身の会社のキャラクターであることを証明する作業です。
- スタンプに写真の利用があるかどうかです。今回の場合はイラストなので「使用していません」にチェックを入れます。
- ライセンス証明書というものを添付します。以下に別で説明入れます。
- 会社やSNSのURLを貼り付ければOKです。
「ライセンス証明書」という書類にサインして添付する
ここでややこしそうな書類が出てきました。よく分かりませんでしたが、とりあえずLINE側が判断したそうな情報を片っ端から添付して署名したら一発で通ったので内容を以下に載せておきます。
なお、提出書類はこの1枚だけで、非常に分かりにくいリンクで「こちら」と書いてある部分から書類をダウンロードします。
要は、「LINE側で販売することに承諾してね」という同意書のようなもので、今後使いそうな自社のキャラクターを全部一枚にまとめて添付しました。
審査結果を待つ
申請が無事に終わるとLINEクリエイターズマーケットからメールが届きます。
こうなるとあとは待つだけですが、当社の場合は3日程度で承認のメールが届き、「はやっ!」と声に出したのを覚えています。
なにか問題がある場合は、否決(リジェクト)されるらしいですが、この記事を書くまでに結局4つのLINEスタンプをリリースしていますが一度もありませんでしたので、今回は触れません。
終わりに
以上でLINEクリエイターズスタンプの申請は終了です。お疲れさまでした。
文字や画面で見るとややこしいですが、初回の作業時間は30分程度です。意外と簡単に、そして早くできてしまいます。
そして何より、中小企業レベルでは特にリスクはありません!(コレ大事)
メリットは前述したとおりですが、色々と社内的に盛り上がるのと、対外的にも話題やPR材料の一つとして使えるので、特にやらない理由はないかなっというのがオジサン個人の感想です。
ぜひこの記事を見て、「うちの会社でもやってみようかな?」と思っていただければ幸いです。(※本業はキャンピングカーレンタル会社です笑)
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