キャンピングカーを船で北海道まで運んだ話(前編)

北海道での営業開始するにあたり、埼玉の所沢から船便でキャンピングカーを北海道苫小牧まで運びました。

とても貴重で意外なほど快適な体験でしたので、今回はキャンピングカーを船で北海道まで運んだときの料金や手続き・注意点なども踏まえて色々書き残したいと思います。

ぜひ北海道旅をご自身のキャンピングカーで堪能したい!という方の参考にしていただければと思います(もちろん、普通車やバイクを載せている方もいらっしゃいました)。

「さんふらわあ さっぽろ」にお世話になりました

今回利用したのは「商船三井フェリー」の「さんふらわあ さっぽろ」。

茨城県は大洗にある「大洗港フェリーターミナル」から出港し、約20時間かけて苫小牧へと向かいます。


https://www.sunflower.co.jp/route/facilities/timetable/ より

今回は当日を振り返りながら、その時々に気がついた注意点なども交えながら記録を残していきたいと思います。

北海道上陸までの移動時間は約25時間。うち4割は車・6割は船の中。

まずはかかった時間は、埼玉県所沢からだと丸一日かかりました。

まずは大洗まで陸路で約2時間。

夕方便で予約をとっていたので、到着目安は17時。
乗船案内が17時30分・出港が19時45分ですが、初の船旅ということもあり余裕を持って13時に出発。

埼玉の所沢から出発したのでナビ上では約2時間で到着ですが、キャンピングカーなので高速では安全第一の80km走行をキープしています。

実際、平日のなんでもない日に移動したので、道路や各施設はかなり空いており、無事に乗船時間前に到着できました。

到着後、すぐに乗船手続き。

到着して早々に乗船手続きを行います。
車両運搬時は、車検証の提出が必要になるので、車検証を持ち受付へ向かいます。

とても親切な受付係の方からご説明を受け、車両を乗船位置まで移動します。今回は二人で移動したので、運転手と同乗者という扱いになるそうで、乗船のときは運転手は車を動かし船の中へ。同乗者はターミナル内の乗船口からと別々の乗船となりました。

今回運んだキャンピングカーは当社自慢のキャブコンタイプ「クレソンボヤージュEVOLITE」。高さ約5mですが、普通車扱いで乗船できました。

想像以上に広くてキレイな船の中。

正直、ホテルレベルの船内にびっくりしました!

私は前情報無しで乗船したので、ザコ寝覚悟で酔い止めを買ってきたのですが、ここまでゴージャスとは思いもよりませんでした(失礼)。

レストランや自販機はもちろん、大浴場にマッサージマシン、キッズルームにドッグランまで完備!

この記事を書くときに調べて知ったのですが、今回乗船した「夕方便」の方が設備は整っているようです。

スペリアオーシャンビューはかなり快適。

実際に宿泊した部屋がこちら。

あとから調べたところ、「スーペリアオーシャンビュー(和洋室)」という客室だったようで、普通のビジネスホテル以上のレベルに驚きを隠せず、運転者がくるまでは一人でハシャいでいました。笑

窓からは内陸が遠目に見えるほどの位置にいるようで、室内ではスマホの電波は微弱ながらも入ったり途切れたりを繰り返していました。(逆に室内が一番電波が入ります)

今はWi-Fiのサービスも無いようなので、メッセージアプリなどのやり取りは可能ですが、オンラインでの動画視聴などは基本できないものだと思っていただいた方がよいと思います。

無事、苫小牧へ着港。

優雅な船旅を送りましたので写真はありませんが、実際出港時間の約2時間前には乗船していたので、実質20時間ほど船の中を満喫し、無事に苫小牧まで到着しました。

当日は波も穏やかで揺れも少なく、酔い止めいらずの快適な船旅でした。

下船は、船内アナウンスによりフロア毎に下船を促しており、宿泊したフロアが呼び出されたら順次下船していきます。同乗者は一足先に降り、待合室で連絡を取りながら待ち合わせをしました。(写真はその時のものなので、背景の船が違うものになっています)

注意点と感想

今回は部屋ランクも良い部屋を手配いただいたので尚さらですが、キャンピングカーを船で運ぶという貴重な体験は「快適」という他ありません!

空路で1時間半程度で着いてしまう時間を、あえて20時間船に揺られるという時間の使い方は、広大な北海道を前にして、日常とのオンオフができる良い経験でした。

船でキャンピングカーを輸送する注意点を以下にまとめたいと思います。

  • 車検証は絶対に忘れないこと!
  • 混雑する可能性がある日は早めに乗船手続きをすること!
  • 電波が必要な仕事や用事は事前に済ませておくこと!

特にキャンピングカーだからといって、という注意点は車検証くらいです。
船に乗るのは飛行機の手続き以上に時間がかかるので、時間にゆとりを持つのは重要だと実感しました。

今回かかった料金

最後に、料金についてです。

今回の船旅までにかかった費用は以下のとおりです。

  • 高速代(所沢IC~大洗水戸IC):4,090円
  • 乗船代(大人2名):19,200円+9,600円
  • 輸送代:26,740円(乗用車/5m未満)
  • 合計:59,630円

その他、食事代やおみやげ代などが加わるイメージですね。

もし、北海道へ自家用車やキャンピングカーをフェリー輸送する方の参考になれば幸いです。

次回は、苫小牧港に到着後、札幌や富良野まで1泊2日で撮影をしてきたので、そのお話を書きたいと思います。